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「今日、綺麗な色の服着てるね」に要注意?

  • 執筆者の写真: eclatique
    eclatique
  • 8月27日
  • 読了時間: 4分
服の印象は40%が配色で決まります
服の印象は40%が配色で決まります


服に自分が負けているとき


「今日、綺麗な色の服着てるね」


褒め言葉のように聞こえるこの言葉。

けれど、よくよく考えてみると自分よりも色について言及されているのです。

つまり、相手は自分よりも”自分の服”に気が向いている状態。


——あれ、もしかして私、褒められてない?


相手に悪気はないかもしれません。

だからこそ、きっと、本音。


自分を引き立てているはずの服が、いつの間にか“自分らしさ”を覆い隠してはいないか?

そんな視点で、クローゼットを見渡してみるのはどうでしょうか。




好きな色と似合う色は同じとは限らない


ここ数年で、パーソナルカラー診断を受けたという方が本当に増えました。


「ブルベ夏です」

「私はスプリングだから明るい色が似合うんです」


と、自分のタイプをもとに服選びをするのは軸があって良いこと。

だからこそ、お悩みとして聞くのは

「パーソナルカラーで提案された色と好きな色が一致しない、好みじゃない」問題。


これは辛い。楽しくない。

私の好きな服を着させて欲しい、と思いますよね(笑)



ただ、あまりに似合わない色を着ても魅力が埋もれてしまうので、

どうすれば似合う色で自分らしさを表現できるか?という視点が大切です。


たとえば、自分の肌や髪、目の色と調和せずに色だけが浮いて見えてしまう。

それはきっと、“自分”ではなく“色”が主役になってしまっている状態。


好きな色を諦める必要はありません。

でも、同じ“好きな色”でも「自分を引き立てる色み」なら、その色はあなたをより輝かせてくれる味方になります。


パーソナルカラーは、「赤」「青」「緑」など特定の色が似合う/似合わないではありません。

特定の色=色相を判断するのではなく、どんな色みの赤が似合うのか?がわかること。


ワインのような暗く紫に近い赤なのか、鳥居のように明るく朱色に近い赤なのか。

赤の中でもさらに細かく ”似合う色の形容詞” が分かるということですね。




「可愛すぎて舐められる」「キツく見える」…色で損している人たち

私がこれまでにお会いしてきたお客様の中にも、

似合わない色によって印象で損をしている方がたくさんいらっしゃいました。


たとえば、「可愛く見えすぎて、舐められてしまう」と悩む方。

逆に、「強い色を着ていたらキツく見えてしまった」と戸惑う方。


これらはすべて、「色が持つ印象」と「その人の持つ魅力」との間に

ギャップがあるときにハマりやすい落とし穴です。


服や色はあくまで脇役。

ただ、うまく味方につければ、言葉にせずともあなたの価値や魅力を伝えることができる。

味方につけられるかどうかは、それを“どう活かすか”をあなたが知っているかどうかにかかっています。




「似合うね」と言われたときの服を、思い出してみて


どうすれば “自分が色を使いこなす” ことができるのでしょうか?

ひとつのヒントは、「似合うね」と言われたときの服を思い出すこと。


その色は、自分の肌や目、髪の色と調和していたでしょうか。

デザインがあなたに似合うものだったのでしょうか。

もしかしたら、それを身につけることで気分が上がり、笑顔が増えていたのでしょうか。


まだパーソナルカラー診断を受けたことがない方は、一度診断を受けてみるのもおすすめです。

そして診断済みの方も、単に「春だからこれ」「ブルベだからNG」ではなく、

「相手にどんな自分を伝えたいか」という視点を持つと、また見え方が変わりますよ。




自分を知って、色を使いこなす


色は、あなたを引き立ててくれる大切な手段。


でも本当の意味で使いこなすには

「私はどうなりたいのか」「どんな私を相手に伝えたいのか」

まで考えることがポイントです。


もし今、手持ちの服やメイクがしっくりこないと感じているなら——

それは「本当の理想を考えてみて」というサインかもしれません。


あなたも、まだ言葉になっていない“なりたい私”をそっと探してみませんか?

今すぐに変わる必要はありません、まずは気づくところから始めましょう。


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