「自信なさそう」からの卒業 〜Yさんの場合①〜
- eclatique
- 9月11日
- 読了時間: 3分
更新日:9月13日

「本当はそんなことないのに…」
素の自分が伝わらなくて、損している気がする。
仲良くなった後に「思ってたより○○だね」と言われる。
そんな経験、ありませんか?
今回ご紹介するのは、自分の印象と内面との
“微妙なズレ”に悩んでいたY.Nさんのストーリー。
なぜ彼女が、モヤモヤしていた印象を変えるだけでなく、
理想の自分像までクリアにできたのか——。
その提案の裏側を、少しだけお届けします。
知らぬ間に誤解されるモヤモヤ
Yさんは30代前半の女性。
化粧品会社でPRとして働きながら、花とハーブティーの個人事業を展開しています。
早朝(というよりも夜中)2:30に起きて市場で花を仕入れ、
自宅で下処理を済ませてから出社することもあり、まさに体力勝負なんだとか。
しかも週末には別のスクールに通うという、とてもバイタリティのある方です。
でも、周囲からの印象はなぜかご本人と正反対。
「自信がなさそうに見える」
「最初は、もっとおっとりしてると思ってた」
——本当はそんなことないのに。
そのズレに、彼女はずっと違和感を抱えていたのです。
実は、その理由は「どんな自分になりたいか」がまだ明確になっていないことにありました。
無意識に選んだ“理想の片鱗”
Yさんの理想を紐解くきっかけは、ヒアリング時に見せていただいたコラージュ写真です。
「憧れの女性像」
「なんとなく好きなもの」
を集めてもらった結果、写真に並ぶのはモノトーンのスタイリングばかり。
ご本人は「特に意識していなかった」と言います。
けれど、それはまさに彼女が無意識に求めていた理想の姿。
その時私は「Yさん自身はまだ気づいていないけれど、本当はしなやかな強さや華やかさに憧れを持っている」と確信しました。
「自信がなさそう」の理由
彼女が“自信がなさそうに見える”理由は、実は顔立ちや話し方にもありました。
顔の印象は遠心型:優しげで穏やか、けれど頼りなく見えやすい
声は柔らかく、話し方もゆったり:控えめな印象につながりやすい
好きな服の色は、白やパステルカラーなどの淡いトーン
これらが重なると、どうしても「ふんわり柔らかい存在感」になりがちで、
彼女が本来持っている“芯のある行動力”が埋もれてしまうのです。
そこで私が提案したのは、「今の印象を否定する」のではなく、
「ベースを活かしながら、強さを足していく」スタイル設計。
しかも、パーソナルカラーの診断結果は秋。
深みと重厚感が出しやすいこのタイプは、「強く華やかに魅せる」には好相性でした。
ただし、ご本人の好みとは正反対。
この“好き”と“似合う”のすれ違いを、どう繋げるかが腕の見せ所でした。
好みではない色の提案を活かせた理由
診断結果は、Yさんがこれまで“選んでこなかったもの”ばかり。
けれど彼女は提案を経て、以前よりも褒められる機会が増えたそうです。
なぜ、好みではない色を取り入れることができたのか。
その背景には、“ある理由”がありました。
< 後編へ続く>
▶︎Yさんの声:VOICES
▶︎理想像のヒントを見つける:IMAGE TEST
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