誰からどんな”票”を集めるか決めよう
- eclatique
- 8月23日
- 読了時間: 3分

「どうして、あの人ばかり…?」
職場で、SNSで、あるいは何気ない日常の中で――
「どうしてあの人ばかり、可愛がられているんだろう?」
ふと、そんな気持ちになる瞬間はありませんか。
「本当はあのプロジェクトに関わりたかった」
「この集まり、私が誘われてもよかったはず」
そんなモヤモヤの後ろには、“自分を選んでもらえなかった” もどかしさが、そっと潜んでいます。
主導権を他人に預けるという落とし穴
進学、就職、昇進、独立、そして恋愛や結婚――
人生の転機は、すべて“誰かとの関係性”の中で訪れます。
つまり、チャンスは常に“人が運んでくる”もの。
だからこそ、想像以上に初対面の掴みはとても重要。
人の第一印象は、その後の評価や接し方に大きく影響するからです。
心理学でいう“初頭効果”――
出会って数秒で抱かれた印象は、その後の関係性を形づくる土台となり、
良くも悪くも、先入観として記憶に残り続けます。
「何でも話せる安心感があるかも」
「なんとなく頼れそう」
その“なんとなく”が、次のチャンスに繋がるかどうかを決めているのです。
それほどまでに、印象は未来を左右する力を持っています。
けれど私たちはその大切な印象を、どこかで「他人が決めるもの」と思い込んでいる。
無意識のうちに、自分自身の「評価のされ方」を他人任せにしてしまってはいないでしょうか。
本当は叶えたい未来があるのに、
その入口となる“認知”の部分をコントロールできていない
―― 他の人と差をつける盲点はここにあります。
誰に、どんな印象を届けたいか――“選ばれ方” を自分で決める
印象は、コントロールできないものではありません。
むしろ、意識的に設計することができる――
それが “選ばれ方を自分で決める” 在り方です。
たとえば、BLACKPINKとNewJeans。
どちらも世界的に人気のあるK-POPグループですが、グループコンセプトや届ける世界観は全く異なります。
BLACKPINKは、ラグジュアリーで強さのある存在感。
メンバーが纏う空気すべてが「圧倒的なかっこよさ」を伝えていて、そこに惹かれる人が世界中にいます。
一方、NewJeansは力の抜けた自然体。
どこか親しみやすく、ありのままの魅力で、今という時代の“ナチュラルさ”を象徴しています。
コンセプトの裏側には、きっと事務所のマーケティング戦略が練られているのでしょう。
彼女たちの良さや他グループとの棲み分けを考えながら、どんな路線で売り出すか?
それを明確にした上で、デビューへと送り出しているのです。
個人の人間関係においても、印象は“自分の意図を乗せて届けられる”もの。
誰からどんな切り口で支持を集めるかは、自在に設計することができるのです。
勝負を仕掛けるのは、どの土俵?
印象は、相手が決めるものではなく “意図的に設計する” もの。
相手にどう見られるかをコントロールするというと難しく聞こえるかもしれません。
言い換えると、自分がどのジャンルで票を集めに行くかを意識するということ。
「上品」「華やか」「自然体」「都会的」
大切なのは、自分が行きたいジャンルを見つけること。
相手からの評価を待つのではなく、自分でジャンルを決めて、自分の良さを打ち出していく。
その積み重ねが、あなたを理想の未来へ連れていくのです。
“自分が有利になる場所” を、あなたは知っていますか?
どんなに世の中に「ウケるもの」があっても、
それが “あなたの勝負種目” とは限りません。
「私が票を集めたいのは、ここ」
そうやって自分の軸を決めることは、本当の意味で自分を信じることでもあります。
でももし、どのジャンルで評価を取りに行くべきかわからないなら。
理想の自分像のヒントを見つけてみましょう。
まずは3分、向き合ってみてください。
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